スズキのインド生産・販売子会社で、インド自動車最大手のマルチスズキは、『スーパー キャリイ』の南アフリカとタンザニア向け輸出を開始した。
スーパー キャリイは、マルチスズキの主力LCV(小型商用車)として、インド国内で6月中に最新モデルが発売される予定。これに先駆け、インドから一部海外市場向けの輸出が始まっている。
南アフリカとタンザニア向けのスーパー キャリイは、「G12B」型1.2リットルガソリンエンジンを搭載。まずは第一便として、100台のスーパー キャリイが、両国に向けて出荷された。
マルチスズキは今後、南アフリカとタンザニアに続いて、スーパー キャリイを南アジア地域など、世界市場へ輸出していく計画を掲げている。
なお、インド国内向けのスーパー キャリイは、「E08」型800ccディーゼルエンジンを積むことが決定している。