【シボレー キャプティバ】多目的に使え、空間効率が高いのが優位

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シボレー キャプティバ
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シボレーの7人乗りミッドサイズSUV『キャプティバ』の2016年モデルは、フロント周りインテリアをフェイスリフト。また、Apple CarPlayが標準搭載された。

「SUVやクロスオーバーは“ホット”なセグメントで、続々とニューモデルが出てきている」とは、ゼネラルモーターズ・ジャパンマーケティング&カスタマーエクスペリエンスプロダクトの小林博明さんの弁。その傾向は、「ベルトラインを跳ね上げ、ルーフラインを下げるなど、デザイン優先のSUVが多い」という。しかし、キャプティバは、「SUV本来の多用途性、フレキシビリティを忠実に守りながら作られている」と“正統”なSUVであることを強調。

そのキャプティバが2016年モデルからフェイスリフトし、顔の印象が大きく変わった。具体的にはフロントグリルのアッパー部分とロワー部分の比率を変更。ヘッドライト周りのデザインも変更され、「精悍なイメージにリフレッシュされた」と小林氏。また、フロントフォグランプのベゼル周りにクロームバーが入るなどの変更がなされた。

また、キャプティバは3列シートを備えており、更に「助手席は水平に倒れるなど、シートアレンジが多様。SUVの多様性はしっかりと持っている」と述べる。

インテリアもメータークラスターが新しくなり、また、ステアリングホイールが3本スポークに変更された。

マイリンクと呼ばれるシボレーのインフォテイメントシステムも装備。これにより、Apple CarPlayが標準装備され、「Siri音声コマンドによる安全で充実したドライビングを実現した」という。

キャプティバのユーザー層について小林氏は、「30代から40代で子供がいるファミリー層。アメリカ車のカジュアルさやアメリカンな味が好きな方が購入している」という。また、競合車と比較し、「シートアレンジの使い勝手が良く、多目的に使え、パッケージングが良いので、空間効率が非常に高いことが優位だ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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