レンジローバー、タカタ製エアバッグで追加リコール…米国で3.5万台

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レンジローバーの2011年モデル
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英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは5月末、タカタ製エアバッグインフレータの不具合による約3万5000台の追加リコール(回収・無償修理)を、米国当局に届け出た。

今回の追加リコールは5月4日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)とタカタの米国子会社が、米国市場におけるエアバッグのリコールに関して修正合意したことを受けたもの。

修正合意では、相安定化硝酸アンモニウムを使用した乾燥剤が入っていない前席エアバッグインフレータのうち、米国においてこれまで市場措置対象となっていないもの全てについて、新たに市場措置の対象に含めることが決まった。

今回ランドローバーは、この修正合意を受けた追加リコールを、米国NHTSAに届け出た。米国市場で過去に販売された3万4334台を、リコールの対象に加える。

追加リコールの対象になるのは、2007-2011年モデルの『レンジローバー』。ランドローバーは、対象車を保有する顧客に連絡し、助手席エアバッグ一式を交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

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