JR西日本は5月30日、岡山地区で運用している観光車両「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」について、四国への乗入れ運転を7月から9月にかけて実施すると発表した。
「ラ・マル・ド・ボァ」は、213系電車を改造した2両編成の観光車両。車内には自転車を搭載するスペースが設けられている。今年4月から営業運用に入り、宇野線(宇野みなと線)の岡山(岡山市)~宇野(岡山県玉野市)間32.8kmを走る臨時快速『ラ・マルせとうち』として運転されている。
JR西日本の発表によると、JR四国などとの連携により展開する「せとうちキャンペーン」の一環。7月1日から9月30日までの金曜日に限り『ラ・マルせとうち』の運転区間を変更し、岡山駅から瀬戸大橋を通って高松駅(高松市)まで運転する。
運転時刻は、岡山10時11分発~坂出11時21分着~高松11時44分着、高松14時25分発~坂出14時41分発~岡山16時00分着。ただし、岡山~高松間の運転では自転車搭載スペースを利用できない。
このほか、秋には『ラ・マルしまなみ』として尾道への運転も計画されている。