ANA、ベトナム航空と資本・業務提携で最終合意…コードシェア便を設定

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全日本空輸(ANA)グループは、ベトナム航空と業務・資本提携することで最終合意した。ANAは、日本=ベトナム間、アジア=北米間で顧客サービスの充実を図る。

これにより、ベトナム航空の株式の約8.8%を、総額2兆4310億ドン(約117億円相当)で7月を目途に取得する。

10月30日から始まる2016年冬ダイヤで、日本・ベトナム双方の主要な国内線30路線の運航便、日本=ベトナム間の国際線10路線の運航便に相互に便名を付与するコードシェアを実施、顧客の利便性向上を図る。

また、2016年冬ダイヤからANAマイレージクラブ(AMC)会員は、ベトナム航空とコードシェアを行う路線でマイル積算が可能となるほか、マイレージ特典航空券でベトナム航空の全運航便の利用が可能となる。

日本とベトナムの就航地における旅客チェックイン、貨物搭降載、地上支援、ケータリング、機体整備などの空港関連業務の相互受委託を順次実施していく予定。

このほか、ANAグループは、ベトナム航空に対し、事業や運航に関するノウハウを提供するとともに、サービス品質向上に向けて業務を支援、取締役1人を派遣する。

《レスポンス編集部》

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