ポルシェ 911 GT3 R、ニュル24時間に準備完了[動画]

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ポルシェ 911 GT3 R
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5月28-29日、ドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」。同レースに参戦するポルシェ『911 GT3 R』が、準備万端をアピールする映像をネット上で公開した。

同車は『911』シリーズの自然吸気エンジン搭載車の頂点に位置する市販モデル、『911 GT3 RS』をベースに開発されたレーシングカー。世界各地の「GT3」カテゴリーのレースに参戦する顧客のために開発された。

最新の911 GT3 Rでは、徹底した軽量化に取り組む。全ての窓ガラスは、ポリカーボネート製に変更。ポルシェとしては初めて、フロントのウインドスクリーンもポリカーボネート製とした。さらに、ルーフ、フロントカバー、フェアリング、ホイールアーチ、ドア、サイド&テール部分、リアカバーをCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)に変更する。

エアロダイナミクス性能も徹底的に追求。目を引くのは、巨大なリアウィング。幅は2mにも達し、高速走行時に効果を発揮する。また、ホイールアーチのエアベントが、フロントアクスルのダウンフォースを高める。ブレーキも大幅に強化。

エンジンは、市販車の911 GT3 RS譲りの4.0リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気ユニット。最大出力は500hp以上へ引き上げられた。トランスミッションは6速シーケンシャルを採用している。

《森脇稔》

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