米国IIHS(道路安全保険協会)は5月26日、新型BMW『X1』の衝突テストの結果を公表し、最高評価の「2016トップセーフティピック+」に認定すると発表した。
IIHSの「トップセーフティピック」の認定を受けるには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験の全てで、最高の「GOOD」評価となるのが条件。また、前面衝突予防評価で、「ベーシック」を獲得することも求められる。
さらに上の「トップセーフティピック+」と認定されるには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価において3段階評価で2番目の「アドバンスド」、最高評価の「スーペリア」のいずれかが必要となる。
今回、新型BMW X1は、IIHSから最高評価の2016トップセーフティピック+に指定された。各衝突テストで最高の「GOOD」評価を獲得。前面衝突予防評価においても、「アドバンスド」と認定された。
IIHSは、「新型BMW X1は、スモールオーバーラップ衝突テストにおいて、充分な生存空間を確保した」と評価している。