トヨタ TRD ヴェルファイア、小さいパーツで大きな効果[写真蔵]

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トヨタ TRD ヴェルファイア
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空気の流れを計算したエアロだけでなく、ドアスタビライザーとブレースキットで、シャキっとした走りを手に入れたトヨタ『TRD ヴェルファイア』。高速でのフラつきがなくなりコーナリングも楽しめる仕様に仕上がった。

NISMO・STI・無限・TRDの4社で構成されるワークスチューニンググループの合同試乗会で、TRDブランドを展開するトヨタテクノクラフトが持ち込んだヴェルファイアにはパーツは小さいが大きく効果が発揮されるパーツが組み込まれていた。

ドアスタビライザーは2012年に『86』が登場した時にTRDが開発したもので、それ以降ドアキャッチの部分に装着して、ボディ剛性がアップするとして注目を浴びている。

ミニバンにおいてはフロントドアには装着できるが、リアのスライドドアのキャッチ部分が各車で形状が異なることと、フロントドア部分にだけ装着すると全体のバランスが悪くなることが分かり開発を見送っていた。しかし今回ボディ下部に標準装着されているブレースを、強化品ブレースに交換することで全体のバランスが取れることとなりドアスタビライザーと共に装着された。

ドアスタビライザーはドアキャッチのプレート部分にスライド機構が設けられており、ドア側に付けられたスペーサーがスライド機構部分に当たることで、ドアとボディの隙間を埋めてボディ剛性を発揮する。ブレースキットはボディ下部の縦方向の揺れを抑え、スライドドアの大きな開口部で剛性が落ちる部分を補強するパーツだ。実際Bピラー部分から後方の剛性アップが感じられ、コーナリングでの揺り返しや直進での安定がアップしており、長距離の運転での疲れを低減させてくれそうな気配が感じられる。

エクステリアはフロントスポイラー・フロントグリル・フードエクステンション・サイドスカート・フェンダーエクステンション・Bピラーガーニッシュ・リヤクォーターガーニッシュ・リヤアンダースポイラーのエアロが装着され、ダウンフォースを生み出し高速走行時の直進安定性とコーナリングの安定性を生み出してきたのと同時に、その迫力あるデザインで人気を集めている。

《雪岡直樹》

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