ハーレーダビッドソンのニューモデル『ロードスター』が5月20日、東京都三鷹市にある正規ディーラー、ハーレーダビッドソン三鷹にて本邦初公開された。
記者向け発表会にて、同社アジアパシフィック・バイスプレジデント・マネジングダイレクターのマーク・マカリスター氏は「カスタマーにワオッ! っと驚いてもらえるような製品を作ることが我々のミッションだと考えています」と述べると、次のようにロードスターについて説明した。
「ロードスターはスタイリングとパフォーマンスを兼ね備えた自信作です。倒立フロントフォークやABS付きのダブルディスクブレーキによって秀でた制動力とより安全なブレーキング性能を実現しています。そして新しいアルミキャスト製ホイールを備え、いま都会の若者たちに求められているスタイルとなりました」
同社によれば、各店舗での予約は順調に入り、デリバリーは5月下旬から順次スタートするとのこと。アーバンなスタイルを好むヤングエイジをメインターゲットにしているという。
集まった報道陣一行は、そのまま用意された12台のロードスターに乗り込み、国内最大級のハーレー公式イベント「ブルースカイヘブン」の前夜祭(有料/事前申込制)へ向けて初ライド。中央高速道を相模湖インターで下り、首都圏のライダーに人気のあるワインディング「道志みち」を経由し、会場となる富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)までの道のりを走行した。
マーク氏やハーレーダビッドソンジャパンのスチュアート・ファレル代表取締役社長も、メディアチームとともにハーレーをライディングし会場入り。途中、美しい富士の峰が見えると、ロードスターとともにスマートフォンでたくさんの写真を撮っていたのが印象的。マーク氏は「日本の道と景色は本当にキレイで、ブルースカイヘブンへの道のりはとてもエキサイティングだ」と頬を緩めた。
前夜祭では我々記者らもLIVEステージやフリーフードを堪能。ホテルへのバスでの送迎も用意されたことからビールやカクテルなどのアルコールもたしなむことができ、参加したハーレーユーザーらとともに年に1度の熱い夜を楽しむことができた。