前走するバイクをひき逃げした男は泥酔状態

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15日午前3時40分ごろ、愛媛県新居浜市内の県道を走行していた原付バイクに対し、後続の乗用車が追突する事故が起きた。バイク運転者の女性が死亡。クルマは逃走したが、警察は運転していた33歳の男を飲酒運転やひき逃げ容疑で逮捕している。

愛媛県警・新居浜署によると、現場は新居浜市宇高町付近で片側1車線の直線区間。原付バイクは道路左側の路肩寄りを走行していたが、後ろから進行してきた乗用車が追突。押し出されるようにして転倒した。

この事故でバイクを運転していた同市内に在住する75歳の女性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約3時間後に死亡した。クルマはそのまま逃走したが、約10分後に現場へ戻ってきた同市内に在住する33歳の男が容疑を認めたことから、道路交通法違反(ひき逃げ、酒酔い運転)容疑で逮捕。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑でも調べを進めている。

男は直立していられないほどの泥酔状態。聴取に対して「怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。警察では男が飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、危険運転致死容疑の適用も視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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