米国の自動車最大手、GMのフルサイズSUV。同車に不具合があるとして、米国でリコール(回収・無償修理)が行われる。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「シボレー、キャデラック、GMCの3ブランドのフルサイズSUVついて、GMからリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、サスペンションの不具合が原因。NHTSAによると、前輪のアッパーコントロールアームの溶接が不充分なために、コントロールアームが外れる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2016-2017年モデル。キャデラック『エスカレード』、シボレー『サバーバン』、GMC『ユーコン』など、米国で販売された3682台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、アッパーコントロールアームを交換するリコール作業を実施する。