ジープ グランドチェロキー、北米中心にリコール…ATに不具合

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ジープ グランドチェロキー
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米国の自動車大手、FCA US(旧クライスラーグループ)は5月13日、北米中心に全世界で約3万7000台のジープ『グランドチェロキー』をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

このリコールは、トランスミッション(AT)の不具合が原因。トランスミッションのシフトのインターロック機構に不具合があり、車両がいったん停止すると、シフトがパーキングまたはニュートラル位置で固定される恐れがある。

FCA USによると、ワイヤーハーネスに欠陥があり、電気的な接触が遮断されることによって、この不具合が起きるという。

市場別では、米国が3万2267台、カナダが2095台、メキシコが538台。その他、NAFTA地域以外が、2472台。合計で、3万7372台の2016年モデルが該当する。

なお、FCA USは、「この不具合に起因した事故や負傷者の報告は受けていない」と説明している。

《森脇稔》

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