駅前ロータリーで乗用車が暴走、歩行者5人が巻き込まれる

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3日午前11時5分ごろ、兵庫県神戸市中央区内の市道を進行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、歩行者を次々に巻き込みながら暴走を続ける事故が起きた。この事故で歩行者5人が重軽傷。警察はクルマを運転していた63歳の男を現行犯逮捕している。

兵庫県警・生田署によると、乗用車はJR三ノ宮駅北口のロータリー(中央区布引町4丁目)を走行中に路外へ逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、歩行者を次々にはねながら暴走。中央区加納町4丁目付近の歩道上に設置されたオブジェの台座に衝突して停止した。

この事故で最初にはねられた14歳の女子中学生と、その両親(51歳男性、44歳女性)が骨折などの重傷。他の2人とクルマの同乗者1人が打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同区内に在住する63歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

事故直後、男は意識朦朧とした状態。警察では疾病原因で意識を失い、暴走に至ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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