英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンのサーキット専用車、『ヴァルカン』。同車の最新映像が4月20日、公式サイトを通じて配信された。
ヴァルカンは2015年3月、ジュネーブモーターショー15で初公開。アストンマーティンが極めて少数の顧客のために開発したサーキット専用のスーパーカー。モータースポーツから得たノウハウを注入し、限定24台を生産する。
ヴァルカンのハイライトは、パワフルなエンジン。フロントミッドシップに搭載される7.0リットルV型12気筒ガソリン自然吸気ユニットは、最大出力800ps以上を引き出す。トランスミッションは、Xtrac製の6速シーケンシャルで、リアミッドに配置。
ボディは、カーボンファイバーモノコック構造。そびえ立つ巨大なリアウイングなど、エアロダイナミクス性能も徹底追求。サスペンションは、プッシュロッド方式。ミシュラン製の345/30R19タイヤやブレンボ製ブレーキで強化された。FIA(国際自動車連盟)の基準を満たす各種安全装備も採用された。
アストンマーティンは4月20日、ヴァルカンの最新映像を、公式サイトを通じて配信。ニュージーランドのサーキットを、全開走行させている。