ガス欠で立ち往生していたトラックに追突、給油作業の2人が死傷

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4月29日午前0時ごろ、三重県四日市市内の国道1号で、第1車線に停車していたトラックに対し、後ろから来た大型トラックが追突する事故が起きた。止まっていたトラックに給油していた女性が死亡。一緒に作業していた男性も重傷を負っている。

三重県警・四日市南署によると、現場は四日市市小古曽東付近で片側2車線の緩やかなカーブ。トラックは直前にガス欠を起こして第1車線上で立ち往生。連絡を受けて駆けつけた56歳の女性が給油作業を行っていたところ、後ろから進行してきた大型トラックが追突。女性は押し出されたトラックにはねられる状態となった。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。停止していたトラックの運転者で、一緒に作業していた75歳の男性も骨折などの重傷を負った。追突してきたトラックを運転していた静岡県浜松市内に在住する54歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

停車していたトラックはハザードランプを点灯させていたが、追突トラックの運転者は「止まっているとは思わなかった」などと供述しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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