豊田自動織機は4月28日、2016年3月期(2015年4月-2016年3月)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は2兆2289億円(前期比+2.9%)、営業利益は1279億円(+8.8%)、経常利益は1853億円(+8.5%)、純利益は1830億円(+58.8%)だった。
車両組立事業やカーエアコン用コンプレッサー、フォークリフトトラック事業が好調で、売上増に貢献。営業利益は、増収に加え、コスト削減や円安効果で増益。6期連続の増収増益となった。なお、当期純利益は、子会社株式の売却に伴う特別利益898億円を計上したことなどから、58.8%の大幅増益となった。
今期の業績見通しについては、売上高2兆2000億円(-1.3%)、営業利益1200億円(-6.2%)、経常利益1770億円(-4.5%)、純利益は1200億円(-34.4%)とした。