フォルクスワーゲングループジャパンは4月20日、VW『トゥアレグ』のブレーキペダルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、「トゥアレグ V6 3.0ハイブリッド」と「トゥアレグ V6 3.0」の2車種で、2010年11月27日から2016年1月21日に輸入された計2130台。
ペダルアッセンブリ組み立て時にブレーキペダルシャフト抜け止めのサークリップが装着されていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキペダルシャフトがブラケットから抜け、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキペダルシャフトのサークリップの有無を確認し、欠品している場合は新品のサークリップを組み付ける。
不具合および事故は発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚した。