出光興産は、クウェート国際石油と合弁で、ベトナム国内に燃料油販売会社を設立すると発表した。
両社が折半出資する合弁会社「出光Q8ペトロリウム」の設立を申請した。
出光は、環太平洋を中心とした海外市場で、燃料油の製造・調達から販売まで、事業基盤構築を進めている。ベトナムで「ニソンリファイナリー・ペトロケミカル」に出資しているクウェート国際石油と出光は、ベトナムでの燃料油販売事業について検討してきた。
今回、ベトナム政府から投資登録証明書を取得し、合弁会社設立登記のための企業登録証明書を申請した。
今後、両社は、ベトナム国内で、サービスステーションの建設・運営をはじめとする卸売・小売事業を展開する。
今回の燃料油販売会社の設立により、出光とクウェート国際石油は、今後も堅調な燃料油需要の伸びが見込まれるベトナムで、石油製品を安定的に供給していく。