【バンコクモーターショー16】いすゞ、1.9Lディーゼルで訴求する「MU-X」のオリジナリティ

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フォトコンテストも実施した、いすゞのブースではMU-X 1.9L DDIブルーパワーをメインに訴求
  • フォトコンテストも実施した、いすゞのブースではMU-X 1.9L DDIブルーパワーをメインに訴求
  • 「1.9L DDIブルーパワー」エンジンを前面に打ち出す
  • エンジン単体を展示してその高いパフォーマンスをアピール
  • オリジナルカップ麺も配られた
  • 「D-MAX」でも1.9Lディーゼルターボは選択できる
  • 「MU-X」ではリアエンタテイメントシステムも選択可能
  • オーディオはケンウッドが選択できる
  • ルームミラーにはドライブレコーダーで捉えた映像を映し出せる

いすゞのSUV『MU-X』は、シボレー『トレイルブレイザー』と生い立ちを共にするが、昨年暮れの発表以来、新開発の1.9リットルターボディーゼルエンジンを核とした新訴求をスタート。低燃費とハイパフォーマンスを両立する“いすゞブルパワー現象”への評価は高かったようだ。

この1.9リットルターボディーゼルエンジンは、「1.9L DDIブルーパワー」と名付けられたもので、それまで主力だった2.5リットルターボディーゼルに代わるエンジンとしてMU-Xだけでなく、ピックアップ『D-MAX』にも搭載された。クラス随一の性能、優れた燃費と環境への配慮を両立しているのが特徴で、ミッションには新しい6速ATを加え、6速MTも選べる。

税金の算出にも影響するCO2排出量は161g/kmに抑えており、その実力は広く認められ、タイ国内で行われた「YEAR 2016 OF CAR」では、『MOST HI-TECHディーゼルエンジン賞』を受賞。さらによりパワフルな3リットルターボディーゼルを選べ、こちらは最高出力177hp、最大トルク380Nmを発揮して、よりスポーティな走りを可能とする。

MU-Xは、装備面でもオリジナリティを発揮する。基本的なキャビンの造りこそトレイルブレイザーと共通にするものの、フルHD対応のドライブレコーダーをルームミラーに内蔵し、自動速度制御付きクルーズコントロールまで装備。ダッシュボードには特別なハイグロスブラックとクロム化を施し、ケンウッドのカーAVシステムも搭載するなどオリジナリティを打ち出す。

会場では、「ブルーパワースポーツファッションライフスタイル」をテーマにキャットウォークを気取ってセクシーな女性モデルをフィーチャー。『いすゞモーターショーフォトコンテスト2016』と銘打った賞金総額200,000バーツのフォトコンテストも開催された。また、商談ルームにはMU-Xのオリジナルカップラーメンも置いて、ショーを盛り上げる展開も繰り広げられた。

《会田肇》

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