日産自動車は4月1日、ニューヨークモーターショーで初公開した『GT-R』2017年モデルを、今夏の正式発表に先立ち、日産グローバル本社ギャラリーで先行披露した。
新型GT-Rは、2007年の発売以来最大規模となるエクステリアやインテリアのデザイン変更に加え、新技術の採用によりドライビングパフォーマンスの向上を実現。
3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンは気筒別点火時期制御を採用するなど、さらに強化。最大出力は570psと、従来比で20ps引き上げた。
エクステリアでは、フロントに日産ブランドのデザインシグネチャーであるVモーショングリルを採用。開口部の拡大により冷却性能を向上させながら、空気抵抗を低減し、高速走行時の安定性を高めている。
インテリアでは、インストルメントパネルに職人による精巧なステッチを施した高品質レザーを使用。コックピットは、メーターからセンターコンソールまでドライバーを包み込むようにレイアウトすることで、ドライバーオリエンテッドな空間を演出している。
なお、新型GT-Rは1日以降も、引き続き日産グローバル本社ギャラリーで展示する。