【鈴鹿8耐】2016年の開催概要が発表、各チームが王座獲得を誓う

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鈴鹿8耐 2016 記者発表会
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  • モビリティランド曽田社長
  • ユーロスポーツ・イベントのフランソワ・リベイロ代表

7月28~31日に鈴鹿サーキットで開催される、「2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」(鈴鹿8耐)の記者発表会が25日、東京ビックサイトで行われた。

39回目を迎える伝統の2輪耐久レース。昨年は元世界チャンピオンのケーシー・ストーナーをはじめ現役MotoGPライダーのポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミスが参戦。またハリウッドスターのキアヌ・リーブス氏もサプライズで来場するなど、例年にないほど注目を集める大会に。期間中の延来場者数は12万人を記録し、19年ぶりにヤマハが8耐で勝利するなど、これまで以上の盛り上がりとなった。

鈴鹿8耐は日本最高峰の2輪耐久レースであるとともに、現在はFIM世界耐久選手権シリーズの一つにも組み込まれている。2016シーズンは第3戦として開催されるが、来年の40回大会ではシリーズチャンピオン決定の確率が高い最終戦となることがアナウンスされた。

鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの曽田浩社長は「7月末という大会日程はそのままに、シリーズの最終戦となることで、真夏の鈴鹿が、世界耐久王を決定する場所となる可能性が大きくなりました。あらためて世界的に認められつつあるこの大会を、より価値あるものにするために、様々な企画をより進化させて参ります」と挨拶した。

また今回は、世界耐久選手権(EWC)を運営するユーロスポーツ・イベント代表のフランソワ・リベイロ氏も出席。「昨年初めて鈴鹿8耐を訪れましたが、そのレースのレベルの高さに感動しました。世界最高の耐久レースである鈴鹿8耐はシリーズのフィナーレにふさわしいと思い、来年は最終戦にしていきたいと考えています」とコメント。鈴鹿8耐への期待も大きいようだ。

この後、今年の鈴鹿8耐に参戦する4メーカー5チームの監督やライダーが登場。例年なら、この場所で参戦ライダーを発表することが多いが、各陣営ともライバルの状況を探っているのか「できるだけ早いタイミングで発表します」とのこと。早くもステージ上では7月末の本番に向けて、ライバルを警戒しているような雰囲気だった。

そんな中、今年バイクが新しくなるカワサキのTeamGREENは釈迦堂監督から、渡辺一樹、柳川明に加えて、2013・2014年の鈴鹿8耐覇者であるレオン・ハスラムと契約したことを発表。これまでの鈴鹿8耐でも素晴らしいライディングを披露してくれていただけに、会場からも驚きの声が上がった。

なお、観戦チケットは5月8日から発売開始。前売り観戦券は大人5700円となっている。

《吉田 知弘》

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