日本航空(JAL)は、国際線用の777-200ER機材全11機に「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」を導入すると発表した。これで国際線の777型機はすべてスカイスイート仕様となる。
2016年7月から羽田=バンコク線に投入、その後、羽田=シンガポール線、今冬にホノルル路線へ拡大する。
777-200ER機材のビジネスクラスには、全席通路アクセス可能な新しいフルフラット型座席「スカイスイートIII」を採用し、国際線中距離路線のビジネスクラスのフルフラット化を推進する。プレミアムエコノミークラスには、他のスカイスイート機材で好評な「スカイプレミアム」を装着する。
エコノミークラスは前後の座席間隔(ピッチ)を広げ、シートをスリム化して足元スペースを最大約10cm拡大した「スカイワイダー」を導入するとともに、並び席確保や通路へのアクセスが容易な3-4-2の座席配列を採用する。