完全凍結路でスリップして正面衝突、乗用車の運転者が重体

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14日午前6時50分ごろ、北海道旭川市内の国道12号を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車の運転者が意識不明の重体となっている。

北海道警・旭川中央署によると、現場は旭川市神居町忠和付近で片側2車線の緩やかなカーブ。乗用車は右カーブを曲がりきれず、中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型トレーラーと正面衝突した。

衝突によって乗用車は横転中破。クルマを運転していた同市内に在住する24歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となっている。トラックの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場の路面は完全凍結したブラックアイスバーン状態だった。警察ではクルマがスリップしたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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