カナダに本拠を置く自動車部品製造大手、マグナインナーナショナル(以下、マグナ)は3月9日、中国浙江省台州市に新工場を建設すると発表した。
マグナの新工場は、自動車用のシートを製造するのが目的。浙江省に本拠を置く浙江吉利控股集団(ジーリー ホールディンググループ)傘下のボルボカーグループに、シートを供給する。
浙江省台州市の新工場は、マグナにとって、中国で5番目のシート工場。マグナの事業全体では、中国33か所目の工場になる。
新工場は、最大で90名の新規雇用を創出する見通し。工場の完成は2016年の半ばを予定している。
マグナ・シーティング社のマイク・バイソン社長は、「全世界の顧客のニーズと期待に応える優れた生産品質を届けることがコミットメント」と述べている。