速度超過状態で信号待ち車両に追突、車両を放置して逃走

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4日午後11時50分ごろ、東京都豊島区内の都道で信号待ちをしていたタクシーと乗用車に対し、後ろから進行してきた別の乗用車が追突する事故が起きた。この事故で3人が重軽傷。追突側のクルマに乗っていた男2人は車両を放置して逃走している。

警視庁・池袋署によると、現場は豊島区上池袋3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。タクシーと乗用車は信号待ちのために停車していたところ、第2車線を後方から高速度で進行してきた別の乗用車が追突。追突側の乗用車は弾みで道路左側のガードパイプを破壊し、歩道に乗り上げた状態で停止した。

この事故で3台のクルマは中破。タクシーの後部座席に客として同乗していた40歳代とみられる男性が頭部強打で意識不明の重体。タクシーと被追突側乗用車の運転者が打撲などの軽傷を負った。追突側のクルマに乗っていた男2人は車両を放置して逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場近くに設置されていた防犯カメラの映像から、追突側のクルマは速度超過状態で進行していたとみられており、警察ではクルマの使用者から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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