フォード、米工場に投資…環境エンジンの需要に対応

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フォードモーターの米国クリーブランドのエンジン工場
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米国の自動車大手、フォードモーターは2月26日、米国クリーブランドのエンジン工場に対して、1億4500万ドル(約164億円)を投資すると発表した。

クリーブランドのエンジン工場は、1951年に操業を開始した老舗工場。現在、1500名以上の従業員を雇用している。

同工場では、フォードモーターの環境エンジン、「エコブースト」を組み立て。フォード『F-150』用の3.5リットルをはじめ、『エッジ』用の2.0リットル、『エクスプローラー』『マスタング』用の2.3リットルを生産中。

フォードモーターは今回の投資により、クリーブランドのエンジン工場の設備を更新。新型F-150用の2世代目3.5リットルエコブーストエンジンの需要増に応えていく。

フォード・ジ・アメリカズのジョー・ハインリッチズ社長は、「顧客はエコブーストエンジンのパワーと燃費の比類ないバランスを支持している。F-150の顧客の6割以上が、エコブーストを選ぶ」とコメントしている。

《森脇稔》

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