ルノー日産アライアンスは3月7日、傘下のロシア自動車最大手、アフトワズのCEO退任を、「アライアンス・ロステック・オートBV」が発表したことを明らかにした。
ルノー日産は2014年6月、アフトワズの経営権を持つ合弁会社、アライアンス・ロステック・オートBVの過半数の株式を取得。これに伴い、アフトワズもルノー日産アライアンスの傘下に入った。
今回、アフトワズのボー・アンダーソンCEOが退任することに。同氏は2014年初頭、アフトワズのトップに就任。ロシア人以外がアフトワズの経営者となるのは、同氏が初めてだった。
同氏は米国の自動車最大手、GMで20年間に渡り、キャリアを磨いた後、ロシアへ。自動車業界での経歴は、25年以上に及ぶ。
なお、ボー・アンダーソンCEOの退任の理由は公表されていない。なお、後任人事については3月15日、アフトワズの取締役会で決定するとしている。