米LCCジェットブルー、キューバ路線の開設を申請…ニューヨーク=ハバナ線など9路線

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ジェットブルーのA320
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アメリカの格安航空会社(LCC)、ジェットブルー航空は3月2日、米国とキューバを結ぶ複数路線の開設を米運輸省に申請したと発表した。

両国は先月、定期航空便の運航再開で合意した。ジェットブルーは米国6地点とキューバ4地点を結ぶ9路線の開設を申請し、競争促進の観点から、レガシーキャリア(大手航空会社)を優遇しないように求めた。ジェットブルーの拠点であるニューヨークとフォートローダーデール(フロリダ州)は多くのキューバ人が暮らしているため、大きな需要が見込まれる。

ジェットブルーが開設を申請した路線は、フォートローダーデール=ハバナ線(1日4往復)、ニューヨーク=ハバナ線、オーランド=ハバナ線、タンパ=ハバナ線(以上1日2往復)、フォートローダーデール=カマグエイ線、フォートローダーデール=オルギン線、フォートローダーデール=サンタ・クララ線、ニューアーク=ハバナ線、ボストン=ハバナ線(以上1日1往復)。

ジェットブルーは、キューバ路線における定期航空便の運航が遅くとも9月8日までに開始されると予想。機材はエアバスA320とA321を使用するとしている。

《日下部みずき》

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