死亡ひき逃げ、防犯カメラ映像の分析でトラック運転者を逮捕

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今月中旬に新潟県上越市内で発生し、63歳の男性が死亡したひき逃げ事件について、新潟県警は19日、秋田県秋田市内に在住する56歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

新潟県警・上越署によると、問題の事故は2016年2月16日の午前5時ごろ発生した。上越市大潟区土底浜付近の国道8号(片側1車線の直線区間)をパトロールしていた同署員が、頭から血を流した状態で車道上に倒れている男性を発見。男性はトラックにひき逃げされたものとみられ、現場で死亡が確認された。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。周辺に設置された防犯カメラの映像から秋田県秋田市内に在住する56歳の男が事件に関与したと判断。19日にこの男をひき逃げ容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「何かに乗り上げた気はしたが、人をはねたことはない」などと供述。ひき逃げについては否認しているようだ。警察では事故発生の経緯をさらに詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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