ヒュンダイ世界販売、12.5%減の33万台、6か月ぶりに減少…1月

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新型ヒュンダイ ツーソン(米国仕様車)
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韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は2月上旬、1月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は33万8035台。前年同月比は12.5%減と、6か月ぶりに前年実績を下回った。

海外では1月、28万8183台を販売。前年同月比は14.3%減と、6か月ぶりに減少した。その内訳は、海外生産分が10.9%減の21万5621台と、5か月ぶりのマイナス。輸出分は7万2562台で、前年同月比は22.8%減と、4か月連続で前年実績を下回る。

海外では、米国での新車販売が、回復。1月実績は、1月の新記録の4万5011台。前年同月比は1.1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

新型を投入したSUVの『ツーソン』が、前年同月の1.7倍の5218台と牽引。小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、9885台を販売。前年同月比は19.3%減と、2か月連続で減少した。主力中型セダンの『ソナタ』は好調。1月は前年同月比23%増の1万5209台と、2か月連続の前年実績超え。SUVの『サンタフェ』シリーズは、前年同月比33.7%減の5139台と、3か月連続のマイナス。

地元韓国の新車販売は、後退。1月の韓国新車販売は4万9852台で、前年同月比は1.1%減と、8か月ぶりに前年実績を下回った。

ヒュンダイの2015年の世界新車販売は、496万4837台。前年比は0.03%増と微増だった。

《森脇稔》

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