【光岡ビュートゴールドプレミアム】金箔吹雪を仕上げた職人の技

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光岡が発売した限定車、『ビュートゴールドプレミアム』は、室内外に本物の金箔をちりばめられている。

具体的には、グリルバッチ、インパネのデコレーションパネル、リアパーセルボードに本物の金箔がちりばめられた。光岡自動車開発課課長の青木孝憲氏はこのネーミングについて、「金箔吹雪とした」と明かし、「日本の伝統工芸であり、日本的な美を象徴する金箔には我々も少なからずシンパシーを感じ、今回採用に至った」と背景を語る。

そして、「常識的に乗用車の内外装に金箔を施すというのは考えにくいが、退屈なこの常識よりも、夢のある遊び心を追求することこそ我々のチャレンジスピリットの証しでもある」とコメント。

この金箔は、「日本で99パーセントのシェアを誇る富山の隣県金沢の金沢金箔を使用。純金の含有率は約 95.8パーセントで、一台当たり0.5gくらいの金箔を使用している」と話す。

「今回苦労したのは金箔をどう表現するかということだった」と青木氏。「最初は金粉も考えたがちょっと弱く、最終的には吹雪のような表現にした」という。これは職人が1枚1枚ピンセットで置いて仕上げていく手法となる。この作業手順は、「塗装面が半渇きくらいのときに一度置く。そのとき金箔はくしゃくしゃなのでそれを平滑にするのに、クリアを吹いては研いでという工程を6回ぐらい繰り返し、くしゃくしゃの段差を埋めるという、かなり手間暇かけた工程になっている」と説明。

そして、「例えばおせちにパラパラと乗っている金箔のようなイメージで、ほんのちょっとゴージャス感があるような、奥ゆかしさが日本独特のものだと思っている」と今回の仕上がりについて述べた。
《内田俊一》

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