米国の自動車最大手、GMは2月4日、中国における1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1月の記録を更新する42万1023台。前年同月比は7.3%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。
1月のブランド別では、ビュイックブランドが13万8907台と、初の月販13万台超え。前年同月比は39%増と大きく伸びた。新型『エクセルGT』をはじめ、新型『エンビジョン』などのSUVが支持を集めた。
シボレーブランドは1月、前年同月比27%減の5万6133台と減少傾向。主力車の『セイル』に対する助成金の終了が響いた。今後、複数の2016年モデルの販売に力を入れる。
キャデラックブランドは1月、8337台を販売。前年同月比は16%増と、6か月連続の2桁増。『ATS』の中国専用ロングホイールベース車、『ATS-L』が14%増と売れた。
2015年のGMの中国新車販売は、過去最高の361万2635台。前年比は5.2%増と伸びている。