富士重工業は2月4日、2015年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は2兆4186億円(前年同期比+17.4%)、営業利益は4357億円(+40.5%)、経常利益は4340億円(+50.5%)、四半期純利益は3378億円(+77.5%)だった。
スバル車の国内販売は、軽自動車は前年を上回ったものの、新車効果の薄れた登録車が前年を下回り、同5.6%減の10万台となった。一方、海外販売は、北米を中心に『レガシィ/アウトバック』が引き続き好調に推移し、同9.8%増の61万2000台と伸長した。この結果、全世界合計の販売台数は同7.3%増の71万2000台。全世界販売台数と海外販売台数と北米販売台数は、第3四半期累計期間として過去最高となった。
連結売上高は、販売台数の増加や為替変動等により、同17.4%増の2兆4186億円。損益は、諸経費等や試験研究費の増加を、為替変動や販売台数の増加、原価低減の進捗等によりカバーし、営業利益が同40.5%増の4357億円、経常利益は同50.5%増の4340億円、純利益は同77.5%増の3378億円。売上、各利益とも第3四半期累計期間として過去最高となった。
通期連結業績見通しについては、前回発表値を据え置いた。