J.D.パワーは、2016年日本大型トラック顧客満足度調査結果を発表した。
調査は年1回、全国のトラック貨物輸送事業者(緑ナンバー)の経営者を含む車両購入決定権者を対象に、各事業者が保有する大型トラックのメーカーと販売店に対する総合的な顧客満足度を測定するもの。今回は調査内容を大幅に刷新して調査した。
総合満足に与える評価項目では「車両」、「営業対応」、「アフターサービス」、「コスト」の4つ。総合的な顧客満足に与えるこれら影響力と評価の素点に基づき、1000点を満点とする総合満足度スコアを算出している。
大型トラックの顧客満足平均は562ポイントだった。メーカー別ランキングでは、日野が584ポイントで7年連続首位となった。「車両」評価が競合を大きく上回るほか、「営業対応」、「アフターサービス」についてもトップ評価となった。
業界平均を上回ったのは日野のみ。
2位は三菱ふそうで558ポイント、3位がいすゞで553ポイント、最下位がUDトラックスで547ポイントだった。