KYBは、ピストンロッド内に油路加工することで外部配管のないミニショベル用油圧シリンダを開発したと発表した。
開発したピストンロッド内配管シリンダは、内部に油路を加工することで外部配管がなくなり、油漏れリスクを低減、外観もすっきりとして意匠性の向上を図った。油圧接続ポートをロッドヘッド部に集中させることで、油圧ホースをすっきり配管できる。
油圧ショベル用バケットシリンダとして使用した場合、外部配管がないため、取り付け方向を変えることも可能。これによってピストンロッドの傷付きリスクを低減でき、ピストンロッドパッキンからの油漏れ不具合を低減できる。
新開発シリンダは、子会社で自動車用ダンパやエンジン部品、油圧シリンダなどを製造・販売するKYB-YSが開発・製造する。