鉄道総研、台湾鉄路との技術協定を締結

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技術協力協定に署名した周局長(左)と高井専務理事(右)。
  • 技術協力協定に署名した周局長(左)と高井専務理事(右)。

鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は1月25日、台湾鉄路管理局と技術協力協定を締結したと発表した。

鉄道総研によると2014年、台湾鉄路からの依頼を受け、電車線設備故障に関する技術協力を実施した。その後、台湾鉄路が包括的な技術協力協定の締結を提案。今年1月21日、台湾鉄路の周永暉局長と鉄道総研の高井秀之専務理事が協定文書に署名した。双方の専門家間での情報交換などを行うという。具体的な技術協力の実施分野は今後協議する。

鉄道総研は1987年、旧国鉄の鉄道技術研究所を引き継ぐ形で発足した研究機関。鉄道総研は「台湾鉄路管理局と技術協力関係を構築することは、鉄道総研および日本の鉄道の今後の海外展開に資する」と判断して協定を締結したとしている。

《草町義和》

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