米国の自動車大手、フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは1月8日、2015年の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増となった。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの2015年実績は新記録で、前年比7%増の83万6425台。販売の主力は、中型セダンの『モンデオ』。2015年は、前年比8%増の11万3990台を売り上げた。SUVの販売も好調。2015年は『エコスポーツ』、『クーガ』、『エッジ』、『エクスプローラー』、『エベレスト』の5車合計で、27万4188台を販売。前年比は13%増と伸びる。
また、江鈴汽車の2015年実績は、25万3359台。前年比は6%減とマイナスに転じた。商用車の『トランジット コネクト』が主力車種。
フォードモーターチャイナのジョン・ロウラー会長兼CEOは、「2015年は中国でのフォードにとって、販売の増加と商品ラインナップを強化した1年だった」とコメントしている。