運転手が意識失い…路線バスがアパート直撃

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7日午後3時50分ごろ、東京都小金井市内の都道を走行中の大型路線バスが路外に逸脱。道路左側のアパート建物に突っ込む事故が起きた。バスの運転手が軽傷を負ったが、アパートの住民や歩行者などに人的被害は無かった。

警視庁・小金井署によると、現場は小金井市本町付近で片側1車線の直線区間。バスは最初に対向車線側へ逸脱し、道路右側の歩道に乗り上げて走行。前方の信号柱に衝突したことで方向を変え、斜行するようにして今度は道路左側に飛び出し、歩道を乗り越えてアパートの建物に突っ込んだ。

この事故でバスは前面部が大破。運転していた49歳の男性が打撲などの軽傷を負った。バスは回送中で、運転手以外の客はおらず、アパートの住民は事故当時に不在。歩道の歩行者は衝突前に回避したため、人的な被害は無かった。

車内に設置されたドライブレコーダーには、運転していた男性が意識を失うような挙動が記録されており、現場での簡易聴取においては「事故を起こした記憶が無い」などと話していたという。警察では運転者が疾病原因で意識を失い、これが原因で暴走した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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