資源エネルギー庁が発表した11月の燃料油国内販売は、前年同月比6.9%減の1449万キロリットルと、2か月連続マイナスとなった。
油種別では、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料、灯油、軽油、A重油、B・C重油の全油種が前年を割り込んだ。
燃料油の生産量は、同5.0%減の1444万キロリットルと3か月連続マイナスとなった。油種別にみると、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油が前年同月を下回った。
燃料油の輸入は同17.6%減の274万キロリットルと4か月ぶりに前年を下回った。輸出は同5.0%増の263万キロリットルと8か月連続で前年を上回った。
燃料油の在庫は、同7.9%減の1110万キロリットルと4か月連続マイナスだった。ジェット燃料を除いて前年を下回った。
一方、11月の原油輸入量は同6.0%増の1555万キロリットルと3か月ぶりに前年を上回った。