米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは12月上旬、韓国のヒュンダイとキアに対する部品の供給を拡大すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
今回、ボルグワーナーは、韓国のヒュンダイとキアに対する部品の納入を拡大すると発表。排気量3.0および3.8リットルのV型6気筒ガソリンエンジン用の部品を、新たに供給する。
この部品は、VCT(バリアブル・カム・タイミング)テクノロジーと呼ばれるもの。エンジンのパフォーマンスや燃費を引き上げる効果を持つ。
ボルグワーナーのMorseシステムズのジョー・ファドル社長は、「ヒュンダイとキアとの事業の拡大は、喜ばしい限り」と語っている。