英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは11月30日、『ディフェンダー』の累計生産200万台を記念したワンオフモデルを、チャリティオークションに出品すると発表した。
現行ディフェンダーは1983年に発表。ランドローバーの第1号車として1948年にデビューした「シリーズ1」の伝統を受け継ぎ、高い悪路走破性を第一に追求したモデル。その無骨なまでのフォルムと卓越したオフロード性能は、世界中で多くのファンに支持されている。
2015年6月、英国ソリフル工場から、ディフェンダーの累計生産200万台を記念したワンオフモデルがラインオフ。ボディカラーは、インダスシルバーで塗装。ホイールやホイールアーチ、ルーフ、グリル、ドアミラーカバーなどは、サントリニブラックで仕上げる。フロントフェンダーのアルミプレートやシートには、英国ウェールズの海岸の地図を添えた。
このワンオフモデルが2015年12月16日、英国ロンドンで開催される有名自動車オークション、ボナムスに出品。その収益は、慈善団体に寄付される。
なお、それに先駆けて12月15日、ランドローバーはこのワンオフモデルを、一般向けに公開するとしている。