税制優遇でオーストラリア売り込む
ジュリー・ビショップ外相は、「税制の改定で、海外映画会社にとってロケ場所としてオーストラリアの魅力が増している。リドリー・スコット監督のエイリアン・シリーズもシドニーで撮影されるかも知れない」と語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
映画「エイリアン」の次回作は、シドニーで撮影されることになっており、オーストラリアで撮影される人気映画の一つだ。「エイリアン:コーブナント」は、アカデミー賞ノミネート俳優、マイケル・ファスベンダーを主演に、スコットが監督し、600人のオーストラリア人キャストとクルーを雇用、NSW州には6,000万ドルを落とすことがほぼ確実。
ビショップ外相は、「9月のニューヨーク滞在中にスコット氏とオーストラリア・ロケについて話し合った。彼はオーストラリアのインフラストラクチャの質、オーストラリア人スタッフの能力の深さ、豪ドルが適切な傾向にあることなどについて話しており、私は興味深く聞いた」と語っている。
さらに、「20世紀フォックス社は、オーストラリアが税制改革を行い、映画制作者にとってより魅力的になったことを受けて、オーストラリアでの映画撮影を決めた。帰国後、ミッチ・ファイフィールド通信相にこの話を持っていった。所得税評価法下のロケーション・オフセット制度を変更すべきだと語った。そうすればリドリー級のプロデューサ、監督を呼び込むことができる」と語った。
また、記者会見において、スコット氏は、「シドニーは素晴らしい都市だ。オーストラリアには一目惚れだ」と語った。
■ソース
Alien film series lured Down Under by favourable tax system, Foreign Minister says