台湾の中国信託銀行(CTBCバンク)は23日、クアラルンプールに代表事務所を開設したと、タイペイ・タイムズなどが報じた。
事務所の開設については5月、中央銀行バンク・ネガラ・マレーシアから承認を受けていた。マレーシアで事業を行う1700社以上の台湾系企業をはじめとする顧客の窓口となる。
中国信託銀行によると、マレーシア経済は昨年6%の成長を記録しており、今年も5~5.5%の成長が見込まれている。マレーシアにおける投資見通しは明るく、マレーシアは環太平洋経済連携協定(TPP)交渉にも参加していることから、中国信託銀行は経済が更に活性化されるとの考えを示した。