東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議において、ASEAN加盟国から環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への強い関心が寄せられた。
ナジブ・ラザク首相は、TPPは2018年にも発効する見込みであると述べた。
ASEANからはマレーシアとブルネイ、シンガポール、ベトナムが交渉に参加している。インドネシアやフィリピン政府はTPP参加に強い関心を示しており、タイも検討中と見られている。ナジブ首相は、ASEAN加盟国からのTPP交渉参加について、中国を含めた新たな国の交渉参加をサポートするとコメントした。
またTPPは可能な限り包括的であるべきで、メリットとデメリットを比べ、また国際市場における競争力強化などの結果にも着目すべきとの考えを示した。