進むPC離れ、10代の利用最多アプリは「LINE」…4割はSNS毎日利用

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1日あたりのメディア接触時間
  • 1日あたりのメディア接触時間
  • アプリジャンルごとの1日あたりの利用時間
  • SNSの利用状況
  • SNSの1日あたりの投稿回数

 ジャストシステムは11月20日、15歳~19歳の男女600名を対象に実施した「10代のスマホ利用に関するアンケート」の調査結果を公表した。1日あたりの利用時間は平均153分で、もっとも接触時間が長く利用頻度の高いアプリは「LINE」であることが明らかになった。

 10代のスマホ利用に関するアンケート調査は、ジャストシステムのセルフ型ネットリサーチ「Fastask(ファストアスク)」を利用して、15歳~19歳の男女600名を対象に実施したもの。調査期間は11月6日~8日。

 1日あたりのメディア接触時間は「スマートフォンからのインターネット接続」がもっとも多く平均152.98分、次いで「テレビ」117.92分、「パソコンからのインターネット接続」64.33分。スマートフォンの利用時間がパソコンの2倍以上という結果になった。

 スマートフォンアプリのジャンルごとに1日あたりの利用時間を聞いた問いについては、「LINE」がもっとも多く平均110.19分、次いで「ゲームアプリ」99.81分、「LINE以外のSNS」86.58分と続いた。利用しているSNSについても「LINE」が87.8%ともっとも多く利用されており、次いで「Twitter」73.3%、「Instagram」33.5%という結果に。男女別で見ると、女性の50.3%と半数以上が「Instagram」を利用しているのに対し、男性は16.7%と、3倍以上の開きが見られた。

 また、SNSのタイムラインへの投稿回数については、25.5%が「投稿していない・わからない」のに対し、「1日1回未満」が32.2%、「1日1回以上」が42.4%。約4割がほぼ毎日SNSのタイムラインに投稿していることが明らかになった。

 そのほか、調査ではSNSでの自身のキャラクターの使い分けや1日あたりのSNSでのシェア回数、フォロワー数などについても回答を得ており、10代のスマートフォンへの依存度やSNSとのつながりの濃さが見られる結果となった。

《畑山望》

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