KYBは、自動車などの移動体向け通信端末と取得した情報をサーバで管理するシステムを開発したと発表した。
システムは、自動車などからの情報を携帯電話網や衛星通信網を使ってサーバへ送信するほか、サーバからデータを受信できる。衛星測位システム機能を内蔵しており、位置・移動に関するデータを送信できる。
ソフトウェア開発キットも用意し、顧客によるアプリケーションソフトウェア開発ができる。移動体用に信頼性を確保しており、無線ネットワークを利用したソフトウェアのアップデートもできる。
同社では現在、コンクリートミキサ車に搭載し、運行管理や生コンクリートの品質管理モニター評価を実施している。システムは2016年秋に量産開始する予定。