JR東海、指定席・グリーン席の車内改札を省略へ

鉄道 企業動向
東海道新幹線で車内改札の方法を変更
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JR東海は、来年のダイヤ改正時から東海道新幹線の指定席・グリーン席利用者を対象に、きっぷの券面に記載された座席を利用している場合、原則的に車内改札を省略すると発表した。

東海道新幹線では、予約内容を乗車直前まで変更できる「エクスプレス予約」を2001年に導入し、現在、指定席利用者の約3割が「エクスプレス予約」を利用している。さらに、車掌携帯端末で乗客の利用状況を、より正確に把握することが可能となっている。新幹線利用者から「くつろぎたい」とのニーズが強いこともあって、車内改札を実施しない。

自由席利用者には、従来通り車掌が車内改札を実施する。

また、きっぷ券面に記載された座席とは異なる座席利用者には、これまで通り車掌が改札する。学生割引やジパング割引など、使用者資格を限定した各種割引きっぷ利用の場合など、これまで通り車掌がきっぷの使用資格を確認できる証明書の提示を求めるケースがある。

《レスポンス編集部》

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