VW商用車世界販売、2%減の35万台…中東は4割増 1-10月

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フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
  • フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
  • フォルクスワーゲン キャディ 新型のオールトラック
  • フォルクスワーゲン アマロック

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月13日、2015年1-10月の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は35万6400台。前年同期比は2%減だった。

市場別実績では、西欧が前年同期比1.6%減の23万5400台とマイナス。地元ドイツも、6.3%減の9万1200台と、引き続き減少する。一方、英国は9%増の4万1000台と好調。スペインも10.6%増の8200台と伸びた。

また、東欧は2万5000台にとどまり、前年同期比は18.7%減。南米も、6.4%減の3万1300台と落ち込む。中東は2万8300台を売り上げ、前年同期比は39.6%の大幅増。

車種別では、『Tシリーズ』が、前年同期比1.9%増の13万6500台。キャディは7%減の11万4300台だった。『アマロック』は1.3%減の6万2600台。『クラフター』は2.9%増の4万0400台。

2014年のフォルクスワーゲン商用車の世界販売台数は44万4900台。前年比は2%増だった。

《森脇稔》

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