最新ボンドカー、アストンマーティン DB10 が日本初公開…『007 スペクター』

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『007 スペクター』にボンドカーとして登場するアストンマーティン DB10
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ジェームス・ボンドの活躍を支える影の主役として、映画『007』シリーズの様々なシーンを彩ってきたボンドカーに、新たな歴史が加わった。最新ボンドカーの名は『DB10』。50年にわたる関係を築いてきたアストンマーティンが、新作『007 スペクター』に向けて特別に製造したスーパーカーだ。11月16日、公開を前に開催されたプレスイベントの中で、その姿が日本初公開となった。

ジェームス・ボンド、あるいは『007』と切り離せないのがボンドカーの存在。そして、1964年公開『007/ゴールドフィンガー』に登場した『DB5』以来、数々の作品でシーンを飾ってきたのが英国スポーツカーメーカーのアストンマーティンだ。新作は、コラボレーション50周年を記念する作品。今回アストンマーティンは、『007 スペクター』のためだけに新型車『DB10』を開発、10台を生産した。

これまでボンドカーとして登場したアストンマーティン車は、基本的に市販モデル、もしくはそれに近いモデルだった。しかしDB10は、シャシーこそ『V8ヴァンテージ』の改良モデルをベースとしているものの、デザインをはじめ完全に映画専用モデルとして開発されたスペシャルカーなのだ。公表されているスペックは、V8ヴァンテージ比でわずかにホイールベースが延長されていること、ボディパネルは全てカーボンファイバー製であること、4.7リットルV8エンジンを搭載すること、そして0-100km/h加速が3.2秒であることのみ。

デザインは、アストンマーティンらしい流麗さを残しつつも、現ラインアップとは全く異なるキャラクターが与えられている。薄く、鋭く切れ上がるヘッドライトに、サメをイメージしたというロングノーズ、そして「ステルス軍用機的性質を示唆している」という新バージョンのフロントグリルは、近い将来のアストンマーティン車を予感させる完成度だ。また、前方から後方へと流れるショルダーラインによって、DB5を彷彿とさせるサイドビューを実現している。

生産された10台のうち、8台が主要シーンの撮影に使われた。メキシコ、ローマ、オーストリア、モロッコ、イギリスと、めまぐるしく舞台が移り変わる中で、特に注目したいのがローマの一場面だ。ライバルとして登場するジャガーのスーパーカー『C-X75』とともに、封鎖した夜のローマを実際に160km/hものスピードで駆け抜けながら撮影されたという、手に汗握るカーチェイスシーンが繰り広げられる。「一つのミスも許されなかった」撮影は、18夜にも及んだという。

今回、日本で初公開となったDB10は、プロモーション用に製造された2台のうちの1台。同日は限られたメディア、顧客しかその姿を目にすることができなかったが、映画公開に合わせ順次一般公開もおこなわれることが明らかになった。11月18・19日は大阪の阪急メンズ大阪、21日~12月3日が東京 有楽町の阪急メンズ東京、4~7日がアトランティックカーズ、8~12日がアストンマーティン赤坂での展示となる予定だ。

16日におこなわれたプレスイベントでは、『007』マニアを自称するお笑い芸人くりぃむしちゅーの有田哲平さんが、ボンド風の出で立ちでアストンマーティンの限定車『DB9 GT ボンド・エディション』から颯爽と登場する一幕も。その後は、有田さん司会のもと「ボンドガール」をイメージしたファッションショー「TOKYO BOND GIRL COLLECTION」が開催され、六本木の夜を『007』色に染めた。

映画『007 スペクター』は、11月27日、28日、29日に先行公開、全国公開は12月4日から。
《宮崎壮人》

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