タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるドイツのコンチネンタルは11月9日、2015年第3四半期(7-9月)の決算を発表した。
同社の発表によると、第3四半期の売上高は、96億1760万ユーロ(約1兆2706億円)。前年同期の86億6950万ユーロに対して、10.9%増加した。
また、第3四半期の純利益は、6億3570万ユーロ(約840億円)。前年同期の4億9510万ユーロに対して、28.4%の増益を達成している。
2桁の増収を達成した要因のひとつが、欧州や北米での成長。これが自動車メーカーの中国での減産の影響を補った。
コンチネンタル取締役会のエルマー・デゲンハート会長は、「困難な環境の中、第3四半期に確かな業績を達成した」と語っている。